風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




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人生が本物になる :: 2008/07/30(Wed)

マリーゴールド 2 その昔、
 「思いもかけない出来事が
  その人の人生を 
  本物にすることがある。」
 と、教えられたことがあります。
 
 そうです、
 大病から復活した
 ホセ・カレーラスを
 聴くようになったころでした。 



ついこの間、この言葉が今一度甦るような感動を覚えました。

ある人が、私たちの前で自己紹介をしてくれました。
ご自分の「これまで」を、みんなの前で語ってくれました。
朴訥とした話し方で、しかし、確かな声で、誠実に誠実に語ってくれました。

そこにいたみんなは、思わず「聴く耳」となって、聴くために静かになりました。
そして、その人の話が終わると、みんなの拍手がその人を包み込みました。
教会のミサの終わりに設けられた、短い時間でのことでした。

その人も、子どものときに受洗して、わたしも含めた多くの人と同じように、
いつしか、教会から足が遠ざかっていたとのこと。
大学を卒業して、社会人になって、時が過ぎて、
数年前にその人は、病気で自宅療養の身になったとのこと。

療養していたある日、ふと「神さま」のことを思い出したとのこと。
そして、今年になって、30年ぶりに教会に戻って来たとのこと。

働く者にとって、日々厳しさを増すこの時代に、
働き盛りに降りかかった病気という思いもかけなかった試練を、
その人はずい分と苦しんだことでしょう。
同世代の者として、他人事とは思えない痛みを感じたものでした。

その人が、「ふと神さまのことを思い出して」、その内面に何が起こったのか、
わたしどもには分かりません。
おそらく、説明できない大きな・・そう・・、
まさに「アメイジング・グレイス(驚くべき恵み)」が働いたのだと思います。
それが、わたしたちの心をも動かしたのかもしれません。

その人は、きっと、人の誕生とともに
「社会から与えられるけれど、何らかのことで、容易に社会から奪われるもの」
とは、明らかに違うものを見出したのだと思います。

「思いもかけない出来事によって、人生を本物にされた人」を、
わたしたちは間近に見たのかも知れません。

その人が自己紹介の最後に、
「お蔭さまで、今では健康を回復し、職場復帰もできました。」
と仰ったことは、わたしたちにも幸いなことでした。


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テーマ:生きること - ジャンル:心と身体

  1. 今日の想い
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