風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




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「キリストが透けて見える人」 :: 2015/07/18(Sat)

ゆり 

 「ほかの人の苦しみと触れ合って、
  はじめて悲のこころが生まれてきます。
  悲のこころとは、
  文字どおり、『ともに苦しむ』ことなのです。
  (訳注・英語のcompassionという言葉は、
  com=『ともに』、passion=『苦しみを受けること』
  『受難』を意味します)。」
  /「微笑みを生きる」/ティク・ナット・ハン 著/
   池田久代 訳/春秋社



 久しぶりにティク・ナット・ハンを読んでいたら、
 この一節に目が留まりました。
 思いあたることがあったからです。
 とても大事な友人であるにもかかわらず、
誰かが自分自身の状況を語り始めると、私はなぜか苛立ってしまうのです。
友だちの顔をして連絡を取り合いながら、そして、その話に耳を傾けながらも、
私に訴える人の苦しみに触れていない、
決して触れようとしていない自分を思い知りました。

悲しむ人の涙を見て、黙って、そして控え目にその手に触れる人がいます。
いつも物事を静かに深く受けとめて黙って思いを巡らす人です。
そういう人の存在と行いと「言葉」が、辛い心の人をどれほど慰めることでしょう。

受洗してから40年にもなろうとする私が見ている前で
ついこの間、洗礼を受けたばかりの友だちは、
既に、モーリス・ズンデルの表現そのままに「キリストが透けて見える」人となり、
私の師となっていました。


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テーマ:宗教・信仰 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 今日の想い
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