風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




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長崎原爆忌の日に :: 2011/08/09(Tue)

長崎平和祈念式典での田上長崎市長の平和宣言を聞いて、
若い日の自分の弱さを思った。

チェルノブイリ原発事故のあとも、子育て中の母親たちは
放射能の脅威に怯え、あるいは怒って、脱原発運動が広がった。
「まだ、まにあうのなら~私の書いたいちばん長い手紙」
 甘蔗珠恵子著 / 地湧社
(今も増刷を重ねて販売されているようだ)
というブックレットが出版されて、何冊も買い求めて友人知人に配る人もいた。
私もこのブックレットを贈られ、小さかった子どもたちの将来を案じたひとりだった。
世の中は、こういう母親たちの想いに対して冷ややかだった。

やがて、私もこの国の経済発展の一端を担う企業からの給料で
食べさせてもらっている扶養家族である自分に「どの顔をして」という矛盾を感じて、
また、「風変わりな母親」として子どもたちに迷惑をかけることを懸念して、
当時の脱原発への願いに背を向け、忘れてきた。
そして、豊かなエネルギーがもたらす、不要な便利さを享受してきたのだ。

そして…。

名もない小さな主婦が、四半世紀の間「脱原発」を叫び続けたとて、
家族にさえ迷惑な「狂ったオバサン」のたわごとと、笑われるだけだったのだろうけれど。

今日、福島県に住む親戚から、名産の桃「あかつき」が届いた。
福島産桃 あかつき 福島の産物は
 何もかもが美味しい。
 桃には、風評被害と闘う
 福島市長と生産者からの
 メッセージが添えられていた。
 試しに食したもぎたての
 桃は、さすがにまだ若くて
 固かったが、みずみずしく、
 上品な甘みがあった。
 これから熟すのを待って

大事に楽しもうと思う。

耳と口を閉ざしてきた四半世紀を償うことはできないが、
私にできるのは、このような小さなことしかない。



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テーマ:日記 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 今日の想い
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