風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

「人間の役割」~「生命がめぐる星―地球―」から :: 2010/07/23(Fri)

生命がめぐる星―地球―


 

 「生命(いのち)が
     めぐる星
    ―地球―」

    桃井和馬・著
    フレーベル館











死を間近に感じていたある人が、親友に「○○君、人生に無駄はないね。」と
語ったと、人づてに聞いたことがある。
人生の終わりごろ、自分の生涯を振り返り、こうして肯定できる人は
幸せなのではないだろうか。
その人に寄り添う周囲の人の心の奥深くにも、多くのものを残すに違いない。
人生には無駄がない、一つ一つに、一瞬一瞬に意味がある…。
だから、毎日のありふれた出来事も、喜びも試練も、丁寧に味わいたい。
そういうふうに生きられたら、
「いのちといのちとの出会い」のようなものが見えてくるのかもしれない。

1人1人の人生に無駄はない。
そして、その1人1人の生命、人生を包み込む地球上の自然の営みにも、
無駄のない仕組みが組み込まれている。

桃井和馬さんの写真集「生命(いのち)がめぐる星―地球―」を手にして、
巨大なアフリカゾウから、肉眼で見ることのできない細菌に至るいのちの営みを、
アフリカ、アジア、南アメリカの国々の大自然の中で、
丁寧に撮影された作品を見ながら、そのことを改めて思った。

「すべての生命(いのち)には役割がある。」と、著者・桃井さんは語る。

「風は地球の呼吸だ。」「水は地球の血液だ。」「大地は地球の皮膚だ。」…と、
桃井さんは、私たちが反論する言葉を見出せないだけの事実を突き付ける。

いつの間にか、人間が謙虚さを失い、すなわち人間としての気高さを失い、
私利私欲に走り、私たちのいのちを育んでくれる地球の生命線を平気で
傷つけ続けている事実を、桃井さんは時には「空を飛ぶ鳥の視線」で、
時には「地を這う虫の視線」で撮影し、分かりやすい言葉で語りかける。
それが今度は、私たちに「人間の役割とは何か」ということを突き付ける。

この本を紹介しようと、表紙をスキャンしたら、大写しになった像の目から
涙が流れていることが分かった。読み終えた私には、
危機に瀕しているアフリカゾウが
なおさら悲しげに何かを訴えているように感じられてならなかった。

桃井さんの本はAmazonでも購入できます。
桃井さんのホームページは、です。



この大地に命与えられし者たちへ


「この大地に
命与えられし
者たちへ」
   
写真・文 桃井和馬

清流出版

       





マリンクローバーいつも、応援のクリックをありがとうございます。心の励みになります。マリンクローバー

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ
にほんブログ村

banner2.gif c_02.gif



テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. この1冊
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。