風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

ありがとう、ごめん・・・。 :: 2009/09/08(Tue)

         横浜・ベイブリッジ

不完全な人間のうちでも、取り分け不完全な私ゆえ、
ときどき取り返しのつかないことをしでかします。

そう、決して取り返しのつかないこと。

取り返しがつくと思っていた…。
親は娘の都合がよいように、この地上で、もっとゆっくりしてくれると思い込んでいた。

もはや、顔と顔を合わせて、お父さんに謝罪できるのは、私も同じその国に召されたとき。

「後悔とか、自責の念とか…。でも、それなりの因果関係があるのではないか。」
そう言う兄の背中にも、釈然としない諸々が滲み出ています。

そう。
難しい人でした。
それゆえ、周囲の善意を傷つけました。

お通夜の夜、私たちきょうだいは、葬儀での喪主の挨拶文を考えながら、
弔われる人との、微笑ましい思い出になり得ない様々を語り合いました。

そして、そんな父の孤独が憐れで、きょうだいそれぞれに、心のうちで泣きました。

でも、父よ。
とにかく、なにごとにおいても頑張り抜いた父よ。

私は、言わなければなりません。
ありがとう、すまなかった、と。

お寺さんのご住職が贈ってくださった戒名は、
「長徳院浄賢直道居士」。
お父さんの一面を正確に表しています。
冷徹な娘は、少し救われた気がします。

テーマ:生きること - ジャンル:心と身体

  1. 未分類
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。