風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




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修道院の午後 その2 :: 2008/11/02(Sun)

私がお邪魔したのは、ご高齢になられたシスター方が集う
小規模なデイケアの施設でした。
ここは、「シスター向け」というわけではないようですが、
目下のところ、利用しているのはシスター方だけのようです。

しかし、ここに集うシスター方は、現役を引退して、
悠々自適の日々を送っているわけではないのです。

それぞれがやりたいという意思に基づいて、出来ることをして
働いていらっしゃるのです。
介護福祉士の方の大事な仕事は、お年寄りが転んだりしないように、
足元の安全に気を配ることだ、というのです。

その日の午後、私が時間をともにしたシスター方の中には
103歳のシスターがいらっしゃいました。
週末のお昼ご飯は、このシスターが陣頭指揮を取って作られるそうです。
103歳のシスターが、食材がどっさり入ったボウルなどを自分で
運んでしまうのを、介護福祉士の方は止めたりしませんでした。

また、ここに集って、皆さんで作った手芸品などは、
バザーを開いて販売します。
販売も、ご高齢のシスター方の役割です。
収益はカンボジア支援に当てるそうです。

それから、ここを訪れるお客様のお持て成しには、
シスター方手作りのクッキーやフルーツケーキが登場します。

私も、ほっぺがぽちゃぽちゃした、小柄で可愛らしいシスターに、
私のマドレーヌ作りの失敗の原因を探していただきました。

けれど、シスター方のいちばんの仕事は「祈る」ことです。
「目には見えない大事なこと」を信じて、生涯を通して祈ることです。
祈り続けることは、たやすいことではありません。
けれども、身体の一切の自由を失っても続けられる尊い仕事です。

そんなシスター方と、楽しく過ごしていた午後、
先程の103歳と90歳代のシスターが、同じソファに腰をおろしたまま、
気持ちよさそうに寝息を立て始めました。

それを見ていた車椅子のシスターが「可愛らしいこと!」と、笑います。
まるで、路傍にちょこんとして、微笑んでいる仏像のようです。
私は大ファンなのですが、URL五十嵐かりんさん作のURL「ぐれ地蔵さん」も、
100歳位になったら、こんな愛らしい微笑みを湛えて、お昼寝したりするのかしら。

シスター方の作品を数点買って来ましたよ。
                             (「その3」に続きます。)

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