風が往き交う場所

カトリックなおばはんの日々の戯書きです。                                   




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54歳の誕生日に。ありがとう♪ :: 2010/05/28(Fri)

                       感謝 2010誕生日 エポペ

          皆さま、たいへんご無沙汰いたしております。
          かつて「教会地底人」だったやなぎはっか
          教会の群れに溶け込むようになって、数年。
          今年度は、なぜか行きがかり上、籍を置いているカトリック教会の
          イヴェントの印刷物のお手伝いを中心に、
          日々どたばたさせていただくようになりました。
          やなぎはっかは、お手伝いだけで、イヴェントの準備会に
          名を連ねているわけではないのですが、何らかの形で
          このイヴェントの準備に関わっている皆さんは、
          自然と忙しくなってしまうようですね。

          そのためパソコンに向かってる時間は長いのに、
          ブログがお留守になっています。
          ごめんなさい。
          ご連絡をいただいている皆さま、
          お返事が遅れて、本当に失礼いたしております。
          もうしばらくお待ちください。


          そんな日々の中、やなぎはっかは昨日、54歳になりました。
          この歳になりますと、「誕生」というと、
          わが子の小さいときを思いがちなやなぎはっかですが、
          54年前の今日、母は人間が滅多に味わうことがないような
          苦しみの中で、やなぎはっかを生みました。

          昨日は、誕生日でわがままが通りやすい1日ですので、 
          またまた「エポペ」に行ってきました。
          誕生日ですから、子どもたちにいっしょに
          行ってもらいました。

          そうしましたら、何と、
          「エポペ」のお計らい
          火の灯されたバースデイ・ケーキが登場し、
          同席していらっしゃったお客様もご一緒に
          「ハッピー・バースデイを歌って祝って下さいました。

          ああ、忙しい日々に、なんてあたたかい誕生日。
          皆さま、ありがとうございました。

          平日は忙しくて、時間が取れない夫に、エポペで飲んだ
          トラピストのビールを1本テイクアウトしました。
          これは、おいしいですよ!  
          

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  1. 感謝

「群れ( ^^) _U~~」の中のひとり :: 2010/05/19(Wed)

             イタリアンぱせり

私が所属している教会は、
今、間近に控えている大きなイヴェントの準備で慌ただしい日が続いています。
やなぎはっかも催しの日はうどん屋さんをします。
特に忙しいのは、この催しのために奔走してくださっている実行委員会の皆さまですが、
この数日は、やなぎはっかもその準備の忙しさの一端を担うことができました。

イヴェントに必要なチケット類や、ネームプレートの作成、その他の印刷物。
我がパソコンはフル回転です。やなぎはっかの好きな分野だけに、
人並みに忙しく過ごさせていただているなあ、という感じです。

重ねて申し上げますが、
実行員会の皆さまの忙しさは、私の10倍位、しかも長期に渡るわけです。

でも、こうして忙しさに参加させていただいていますと、
しみじみと「仲間」に加えていただいたのだなあ、と実感します。
「私は敢えて『群れ』を離れて砂漠の道を独り歩く」と、
孤独に憧れ過ぎていたあのころが嘘のようです。

この歳になって、生きていることを楽しいと感じられる日が、この私に訪れるなんて…。
「教会の地底人」を決め込んでいたあの頃、まぶしい日差しのもとに引っ張り出して
くださった「先輩」には、足を向けて寝られません。(私は方向音痴だけれど

今日、自分にはあり得なかったことを思いました。
「イヴェントに向けて、こんなに『仕事』をお頼まれしたら、私、他の地区の教会に
 転出するわけにはいかないわね…

こんな私なのに、ここにいてもいいのかな…

そんなことを、生まれて初めて思いました。


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  1. 今日の想い

子どもたちから贈られたもの その16 ~遠い日のメモから~ :: 2010/05/11(Tue)

2010 はなみずき ある遠い日、私は赤ん坊
 だった頃の子どもたちを
 思い出して、はっとしました。

「母親が子どもを抱くのは、
 子どもを慰めるためばかり
 ではない。抱きしめた
 わが子のあたたかさ、
 やわらかさ、匂い、
 何より罪のないその姿によって、
 母親も慰められるのだ。」

 表向きは優等生の母親ぶっていたけれど、

病気がちで心のバランスを崩して、あのころ既に母親としての真の姿は全くの失格者だった
にもかかわらず、幼かった子どもたちは、そんな私なんかにも「抱っこ」を求めてきました。
あのときのやさしい感触を、どうして忘れることができるでしょう。

きっとどの親も、大人になった目の前のわが子と、幼かったあのころのわが子の
頑是ない顔とを重ねて見るのだと思います。
いや、私が、わが子に対して犯した罪の苦しみを生涯負う立場の親だからこそ、
2度と戻ってこないわが子の幼かった日を、なおさら切なく懐かしく思うのでしょうか。

そういう私を、あの子どもたちは「忘却」あるいは「忘れた振り」で、
まったく全くなかったことのようにして、赦し続けてくれたのでした。

娘が高校を卒業するころのことでした。娘は私に訴えました。

「もう、小さいときのことなど忘れた。私にとって大事なのは、
 今、進行していることなのだ。」
と。

娘は、私が生きていることさえ疎ましく思い、生きてきた人生を後悔するのを見るたびに、
子どもとしてのおのが存在は、母親の私にとって無意味なのだろうかと、
ずっと寂しく感じてきた
と言いました。

大事なことは、今、進行していることなのだ、と。


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  1. 未分類

母の日に。 :: 2010/05/10(Mon)

2010.子どもたち、ありがとう。「お母様方へ
良い贈り物、
完全な賜物はみな、
上からくるのです。
(ヤコブの手紙1:17)」
~昨日、私たちの教会の
主任司祭がミサの参加者に
贈って下さった栞より~


昨日は「母の日」。
ミサの中で、私たちの
教会の主任司祭は
母親であるすべての人
のために祈られた。
もちろん既に亡くなった母親たちのためにも。

母が私に残した言葉一つ一つに、未だに悩むことが多いのに、
なぜか母のことがふっと胸に浮かんで、目頭が熱くなった。

どうしてそんな反応が起こったかの理由は分かっている。
最近、ブログを通して知った方の過去の記事を少しずつ読ませていただいている。
成人したお子様がいらっしゃるようで、私より少しお若い方だ。
数日前に開いた記事には、独立して親の手元から離れて行かれた
お子様への思いが綴られていた。
そのための身を切られるような寂しさを、その方は隠すことなく
吐露していらっしゃり、それはまっすぐな祈りの言葉となっていた。

私にはこの体験がまだない。頭の中では、大事な子どもたちの自立を願い、
彼らが親元を離れることを、子どもたちを神にお返しする覚悟などを考えている。
あるいは、カリール・ジブランの著作、「預言者」に書かれた言葉などを
頭の中で繰り返して、自分に言いきかせている。

「あなたは弓です。その弓から、子は生きた矢となって放たれて行きます。
 射手は無窮の道程にある的を見ながら、力強くあなたを引きしぼるのです。
 彼の矢が遠くに飛んで行くために。」
            ―カリール・ジブラン「預言者」/至光社



「私に寂しさに耐える力があるのだろうか」と未来を思う一方で、
遠い昔、「私が嫁いだ日、母は何を感じたのだろうか。」とも思った。

窮屈な「卵から抜け出ようともがい(「デミアン」/ヘッセ)」て、
解放されたかのような顔をして、涙一つこぼさずに私が嫁いで行った日、
母は何を思っていたのだろうか。

お互いに自分の気持ちを素直に表すことができない母と娘だったから、
それを今になって確かめることはできない。
私はそれを「沈黙」に耳を傾けるように思いめぐらすしかない。
だが、きっと、私の心の芯で、何かが氷解を始めたような気がする。


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  1. 未分類

わたしは激しく心を動かされ、憐れみに胸を焼かれる :: 2010/05/07(Fri)

2010.hahanohi 「ああ、エフライムよ、
  お前を見捨てることができようか。
  イスラエルよ、
  お前を引き渡すことができようか。
  わたしは激しく心を動かされ、
  憐れみに胸を焼かれる。」
         ~ホセア書 11章~


 今日は聖書の分かち合いの日で、
 前回に引き続いて、ホセア書
 8章―14章を
 グループで読みました。

私は前回を振り返って、
「自分の身内にホセアの妻のような配偶者に苦しんでいる人がいたら…。」と、
想像しながら、皆さんの分かち合いに耳を傾けていました。

「無理じゃないの?離婚しても仕方がないんじゃないの?」から始まって、
ついには、何度も不道徳な行いに走る妻を繰り返し赦し抜く人に呆れ、
「だから、あなたたちは破綻しているのよ。何度言ったら分かるのよ。
 もう、勝手にしたら?」と怒り出すのかもしれないと思いました。
怒り出すならまだしも、そんな虫のよい生き方をする妻を
あくまでも赦そうとする人の「だらしなさ」を許せずに、
見捨てて、絶縁するかもしれないなあ、と思いました。

身内、友人、自分を支持してくれた味方を失ってでも、不実の妻を赦し抜く「慈愛」。
今日の分かち合いの中でのある方の言葉が心に響きました。

その方は「他の預言者と違って『神に呼びかけられ、召し出された体験』がなかった
ホセアにとっては、『主の愛』と、自分が妻・ゴメルを思う愛とが同じだと思ったことが
『神に呼びかけられ、召し出された体験』だったのではないか」と仰いました。

だとしたら、主の愛はご自分が選んだ民のためなら、
他のすべてを失うことさえ覚悟した愛なのかもしれない、
と思ったとき、実感に近いものを感じました。

さて、前回までは妻ゴメルの不貞に苦しむホセアの、それでもゆるしに至ることが
話の中心でしたが、今週の箇所は親子の情を強く感じる箇所でした。

ところで、うろ覚えなのですが、大昔に読んだ本の中で、
遠藤周作は旧約の「裁く父なる神」、新約の「優しい母なる神」というような書き方を
していたような気がします。まるで旧約聖書と新約聖書の神が果たして同じ神なのか?
というほどの変貌を遂げたように感じられて、
自分の中で折り合いがつかないまま、今日に至りました。

しかし、今週は、神がイスラエルを愛してやまない描写にばかり気持ちが
惹かれ、今まで読んだ旧約のどの箇所にも増して、旧約世界でも新約世界でも、
神はやはり変わらず、ただひたすら、
限りなく慈愛に満ちた方であることを確信しました。

その上で、神と人との関係は「親の心、子知らず」みたいだ、と感じました。
自分が大切に思っている対象を案じて、焦がれる思いでいるのに、
それが相手に伝わらない神の虚しさ、悲しさ、寂しさ、その裏返しの怒り、焦り
について、さまざまに思いました。
さらには、自分を振り返り、「子どもの立場の自分」、「親の立場の自分」の
いずれについても色々な場面が心に甦りました。

それにしても、神からこれほど大事に思われているにもかかわらず、
人間的な焦りから、確かに私は、神に依り頼むことを忘れ、虚しく策を弄しては、
案の定うまくいかずに、落胆して周囲に心を閉ざすことがあります。
「心を開くこと」は一つの大きな力だと感じるのですが、
その力をいつも神に求め続ける私にしてくださるよう、祈ります。


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  1. 今日の想い

歩く、歩く、歩く!( ̄_ ̄;) :: 2010/05/05(Wed)

早渕川 一昨日が10,565歩、昨日が10,227歩。
 夫に誘われて歩いた、
 やなぎはっかの歩数です。
 時間は夫の時計によりますと
 1時間40分ほどだそうです。
 いずれもベランダの花の苗を求めて、
ちょっと歩いて行ってみようか?」
 うそでした。(--〆)
 ちょっとではありませんでした。

 その上、一昨日はがっかりでした。
 新しいお店を開拓!と散々歩いて

(あら、だから散歩っていうのかしら?)期待して、初めての園芸店に
辿りつきましたのに、HPの印象より規模が小さくて収穫なし。
帰りは、歩きまわっても疲れても、足が棒にはならないやなぎはっかたちは、
歩いて5分位の最寄り駅から電車で、肩を落として帰りました。┏(_ _|||)┓

翌日、やなぎはっかはGW中にベランダの植物を植えることなど、
どうでもよくなっていましたのに、またも夫が誘いました。

「◎○●園芸店まで、歩いて行く元気はない?」
ええ!? 昨日より遠いでしょう?

ところが、歩く中毒のやなぎはっかは、その30分後には夫とともに道を歩いていたのです。
川崎、横浜でも、本当の市街地をちょっとはずれますと、懐かしい感じの風景が残っています。
私が生まれ育った故郷の町にあるような農家の佇まいの家のそばを、
交通の激しい道路が走っています。道端の雑草からは草いきれ。
でも、2日続きのウォーキング。昨日の暑さも手伝って、疲れがピークに達してしまい、
新しい道の探検を楽しむゆとりもありませんでした。(-_-;)
でも、園芸店での買い物は済ませましたよ、ちゃんと。

さてさて、若いときの不注意でできたこめかみのシミが、歳を重ねるにつれて濃くなって、
今更、後悔していたやなぎはっかですが、この冬の間、NHKテレビ「ためしてガッテン!」
放送していた通りの洗顔法を守り続けていましたら、あきらかにシミの色が薄くなりました。
ズボンが嫌いなやなぎはっかは、こんなときもスカートに日傘の
およそ相応しくない装いで歩くのですが、シミが薄くなったのが嬉しくて、
今まで考えたこともなかった紫外線対策だけは、ばっちりと決めておりました。

夫は連休を今週末までつなげてしまいました。(;一_一)ツカレルナ、モウ…

明日は、姑の眠るカトリック五日市霊園への墓参を計画しています。
明日もずい分歩くことになりますねえ。
お墓の掃除もありますし。 ^^;
私は金曜日から3日連続で、教会の用事がありますし…。


むらさきサルビア?






 今日は、昨日買ってきた花の苗を植えました。










         アズ―ロ



               ベコニア



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  1. 日々のこと

師の著作から…少年が苦しみから悟ったもの… :: 2010/05/02(Sun)

やっと春 生き辛いという感覚を
 誤魔化したまま、いよいよ
 放置できなくなったとき、
 兄が大須賀発蔵先生を
 紹介してくれた。
 カウンセラーという方との
 初めての出会いだった。
 私はそのとき既に2児の
 母親になっていた。

 思えば、「師」と呼ぶ人に
 恵まれてこれまでを歩んできた。
心の痛みに耐えられないひ弱な者に作られた代わりに、人生の「師」との出会いを
いくつも与えられた。「解放」を求めて、そういう人を必死に探し求めもした。
しかし、あの焦燥感に包まれていたような私は今は居ない。

けれど、ここに感謝をこめて、大須賀先生のお話を紹介させていただきたい。
大須賀先生は、茨城いのちの電話の創設に尽力され、
現在は茨城カウンセリングセンターの理事長を務めていらっしゃる。
HPを見つけて、ご高齢にもかかわらず現役で頑張っておいでなのだ、と嬉しかった。

「成熟(じょうじゅく)の時」を一歩一歩辿る
C君は<略>「僕は、もう1年実社会で働いてから大検を受ければ、もっとよかった
かもしれない。でも、もう1年天井をみていて受けたならば、なおさらよかったかも
しれない」といったというのです。
天井を見ていて受けたらさらに良かったという、C君の気持ちがわかるような気が
します。と、いいますのは、苦しんでいるお子さんの気持ちにふれてみますと、
昼夜逆転で寝ているからといって、怠けていることでもなんでもありません。むしろ
坐禅を組んだように、そこで自分の生きることに、真剣に向かい合っている
姿なんですね。
外から見ますと、そうでないように見えますけれど、中身では本当に立ち上がろうと
しているんです。駄目になっていいなんて誰も思ってなんかいません。こんなことを
していたら自分の一生は終わりだと、何とか立ち上がらなければと、必死になって
いるわけです。しかし、外からみている姿は寝ている姿なんです。
            <略>
それから「世の中には、いろんな意見があるんだ、自分とあい容れない意見がある
けれど、それを駄目と排除すれば、それは結局自分をせばめることになる。
だから、自分と違う意見を引っくるめて受けとるときに、相手も自分も共に育って
いくんだ。お母さん、何にも無駄なんかないんだよ」と言ったというんですね。
            <略>
「問題は時間なんだよ、“時間”を待つことのできないところで、いろいろ
言うということは、かえって本人のためにならないよ」と言ったというんですね。
これも3年あまりの苦しい体験から学んだ知恵なのです。<略>まさに「成熟
(じょうじゅく)の時」を一歩一歩辿ることこそ大切で、近道することはできないことを
C君はわかっていたのです。

    「陰(かげ)は光に~「華厳経」一行拾い読み~」/大須賀発蔵・著/柏樹社


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  1. 今日の想い

最後まで真面目に生き続けて欲しいんだよ。 :: 2010/05/01(Sat)

江川 藤棚 2010

 「わたしたちが神の国に
  入るには、多くの苦しみを
  経なくてはならない。」
    ~使徒言行録14章~


 面倒くさがりの私は、
 家庭内のいさかいの類を
 なるべく避けるようにしている。
 夫が短気だからだ。
 その私が久しぶりに怒った。

 実は、夫が後輩のお見舞いに
 行くことになっている。
 当然、その人は、
 私たちよりも若くて、
 お子さんもまだ未成年だ。
聞けば、かなりの重病で、ご自分ですでに自らの命を見限っているらしい。

その重病人が、病気の大きな原因になったに違いない嗜好品を
お見舞いの品に指定してきたらしい。
その人とのやり取りを聞いて、
さらに「どうせもう、残り少ない命なんだから」といった風の「友情」を
見せようとする夫の態度に、強い怒りがこみあげてきた。

家族親族に嘘をついてでも、病室に体に悪いものを持って来させようとした
母に対して、自分が厳しかったのを未だに後悔している私だったのに。
また、思春期以降は常に厭世的な想いに襲われて、
生きていることを疎ましく感じて来た私だったのに。

「それ、病院側が諦めて、許可が出ているってこと?」
「そんなわけないじゃない。」

「奥様が承知していらっしゃるの?」
「いやいや。」

「重病人なんだから、一口で死ぬかもしれないでしょ。」
「本人がそれでいいんだから。」

「それは、親族にさえ赦されるかどうか分からないような話でしょ?
 お子さんも、まだ大人になっていないんでしょ?
 本気で持っていくなら、神父様のところに行って、ゆるしの秘跡に与ってからにして。
 (それでも出来るなら、やってみろ。このエセ◎ん△゛ゃ!)
 そういうことに他人を引きずり込むなんて、
 その人が悪魔に支配されているとしか思えない!
 分からないでしょ!最後まで。どんな奇跡が起こるか。」

それきり、午後いっぱい口をきかなかった。
「きっかけ」を探るように、夫から話しかけてきたけれど、私は赦さなかった。
ただただ祈っていた。

夜、NHKの9時のニュースが始まる頃、
夫は「やっぱり持って行くの、やめるよ。」と、
わがままな重病人の期待を裏切る決心をしてくれた。

そうでしょ、あなたはもともと「正しいこと」に生きてきた人でしょ。
そうやって、私を導き続けてくれた人でしょう。

その人には、最後の最後まで真面目に生き続けて欲しいのだ。
ご家族はその死を望んでいるわけではないだろう。
少なくとも最期の瞬間まで真面目に生き続けることは、父親としての務めではないか。
この際、妻の立場としては弱い夫を認めるにしても。

神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取って
くださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。
              ~ヨハネ黙示録21章~ 




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  1. 今日の想い
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